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線維筋痛症はストレスが原因で起こります。
痛みを感じる神経にトラブルが起きて
痛みを感じる必要のない刺激で
痛みを感じてしまいます。
痛むところを調べても異常は見つかりません。
一言でいえば「痛覚過敏症」の状態です。
こんにちは。漢方薬局の後藤です。
今回は線維筋痛症についてお話しします。
線維筋痛症とは
3ヶ月以上の長期にわたる
全身痛
疲労感
睡眠障害
抑鬱状態
を伴う病気です。
ストレスによる神経のトラブルが原因なので
検査所見はありません。
2017年にレディーガガが病気を公表してから
広く認知されるようになりました。
1:5の割合で女性が多い
40代~50代の女性が最も多い
日本に約200万人(病院に通っているのは1/10)
という特徴があります。
東洋医学では「血が足りないと筋に症状が出る」
という考え方があります。
これが線維筋痛症の原因になります。
血は気の流れで全身に届きますが
ストレスで気の流れが悪くなると
筋の栄養状態が悪くなり
症状が出てきます。
①女性は毎月の生理で血液が消耗されてしまう
②女性はPMS時ストレスが強くなり気の流れが悪くなる
などのが女性に線維筋痛症が多い理由です。
また、ストレスは胃腸機能に影響します。
ストレスがかかると食欲が無くなりますよね。
胃腸機能に影響すると食べたものから血液を
作ることができなくなるので病気が深刻化
してしまいます。
漢方薬は血液を増やしながらストレスによる
体の緊張を緩めて気の流れと血流改を善するものを
基本に使います。
胃腸機能に影響している方の場合は胃腸機能を
整える漢方もおすすめします。
何年も前から線維筋痛症に悩んでいる方は
自分で自分の病気を改善するホルモンの
力が足りなくなっていることが考えられます。
その場合は補腎薬と言って、足りなくなった
ホルモン分泌の機能を回復させる漢方薬を
おすすめします。
体質、自覚症状、生活習慣、病歴など確認しながら
必要な漢方をご提案しています。
線維筋痛症でお悩みで漢方薬を試してみたいという
お気持ちのある方は是非ご相談ください。
遠方の方はLINEやZOOMでのビデオ通話での
カウンセリングも対応しております!