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ブログ「大慶堂通信」

春に多くなる冷えのぼせ。なんで起こるの?

春はだんだん太陽の日差しが強くなり

身体の芯が温まりやすくなりますが

空気が冷たく体が冷えているという

状態が冷えのぼせの原因になります。

 

こんにちは。漢方薬局の後藤です。

本日は春に多くなる冷えのぼせについて

お話したいと思います。

 

春はだんだん気温が上がり太陽の日差しが

強くなる時期ですね。

この太陽の日差しで体の芯が温められ

身体に熱がこもりやすくなります。

身体の中にこもった余分な熱は

血流と共に体の表面に運ばれ

皮膚から外に放散されて体はバランスを

とっています。

でも、2月3月はまだまだ気温が低く

皮膚の表面は体の中の熱を守るために

血流が少なくなっています。

また、下半身が冷えやすいのも

この時期ですよね。

毛穴も閉じているのでなかなか

身体の中にこもった余分な熱を

外に放散できない状態になっています。

ではこもった余分な熱はどうなってしまうのでしょう?

熱は上に上がる性質があります。

その結果のぼせ、頭痛、めまいなど

上半身や首から上が熱くなる症状が出てきます。

下半身は冷えるのに上半身が熱いのが

この時期特有の気候の影響による体の症状です。

 

ではこんな症状に悩まされないようにするための

養生方法のポイントをいくつかお話します。

①ストレッチをして体の隅々まで血流を流し手足を温める

②少し汗ばむくらいのウォーキングをして下半身を温めると

共に汗で熱を放散する

③春の季節の食材(菜の花、タラの芽、新じゃが、新玉ねぎ)

などを摂り体のデドックスを助ける。

④熱を生む高カロリーのもの(糖分の多いもの、脂っこいもの)

を控える

以上が養生法のポイントです。

 

この時期を上手に過ごしてもっと温かくなった時に

活動的に動けると、より快適にその季節を

楽しむことができます!

 

大慶堂漢方薬局 後藤

 

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