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ブログ「大慶堂通信」

うつになると空気が読めなくなる!

こんにちは。漢方薬局の後藤です。

 

今回は鬱の症状の一つである

 

「空気が読めなくなる」について

 

少しお話したいと思います。

 

 

 

「ツレがうつになりまして」のツレさんは

 

うつ病になってから

 

時々空気が読めない状況に困ったそうです。

 

相手との距離感が取れなくなり

 

人間関係に「ため」がなくなってしまったそうです。

 

 

 

例えば

 

「ちょっと聞きたいけど今、忙しそうだから少し待とう」

 

ができなくなります。

 

すぐ行動してしまい

 

忙しくて聞ける状況じゃない相手に聞きたいことを聞いてしまい

 

それで人間関係がぎくしゃくしてしまいます。

 

状況を考えずに聞いてしまった方は「悪い事をしてしまったな・・・」

 

聞かれた方は感情的に怒ってしまい「怒って悪かったな」

 

とお互いが傷つく結果になってしまいます。

 

 

「空気が読めなくなる」という事も

 

病気がそうさせていると理解すること、

 

本人も周りも「これはそういうものなんだ」

 

と認識することが大切です。

 

 

 

「ツレうつ」でこの部分を読んだ時

 

私は、自分のうつ病の時の状況を思い出しました。

 

特に「人間関係にためがなくなる」というところが響きました。

 

私がうつ病になった時は、恋愛感情もからんでいたので

 

とにかく気になる事を

 

相手の状況を考えず、聞いてしまい

 

それでぎくしゃくしてしまったことがありました。

 

今考えると

 

人間関係に必要な「ため」とか

 

相手の気持ちや考えを聞きたいけど今は少し待とうとか

 

が、私には余裕がなく出来ていなかったんだな

 

と思いました。

 

人間関係の「ため」とか

 

空気を読むとか

 

聞きたいけど今は待とうとか

 

相手の状況を考えて行動する事は

 

うつ病や恋愛に限らずなかなか難しい事です。

 

私は過去のうつ病や失恋の経験があって、

 

今は自分で判断できない時は

 

信頼できる何人かの人に必ず相談するようにしています。

 

話を聞いてもらうと

 

いつもご自身の経験から

 

アドバイスをしてくれます。

 

それを聞くことで

 

客観的に考えられたり

 

持ちが落ち着いたり、

 

相手の事を理解できたり

 

自分の行動を慎むことができます。

 

大切なのは人と対話をすることで

 

自分が変わる事を恐れないことだと思っています。

 

それができれば人は成長し、前に進むことが

 

出来るのだと思います。

 

後藤

漢方薬局 048-574-9331

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