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ブログ「大慶堂通信」

空腹と空腹感て違うの?

 

 

答えはYes!です

空腹感とはニセモノの空腹です( ˘ω˘ )

脳が勘違いをしています!

 

 

こんにちは、漢方薬局の黒田です♥

 

 

そもそも空腹とは「お腹に何もない状態」の事。

でも「割と食べたばっかりなのにまたお腹がすいてきた」

ってことありますよね!

これがニセ空腹です。

 

ニセ空腹を感じてしまう原因は

糖の分解、吸収をしてくれるインスリンにあります!

血中の糖が急に増えるとインスリンはたくさん分泌され、

糖を処理してくれるのですが

インスリンが働き過ぎると血糖値が急激に下がるので

空腹感を感じてしまいます。

 

「お腹に何もない状態で血糖値がさがる」=空腹

「インスリンの過剰分泌によって起こされる」=空腹感(ニセ)

 

逆を言うと、ニセの空腹を感じないためには

血糖値の上昇を穏やかに出来ればいいんです(*^^*)

 

 

☆空腹感を感じる原因☆

 

1.白米や麺など、炭水化物の食べ過ぎ

白米やパスタなどの精製された炭水化物は

血糖値を急上昇させる一因です(^-^)

 

2.あまーいジュースや炭酸飲料

白糖タップリ!人工甘味料たっぷり!

血糖値は急上昇し、急降下(=゚ω゚)ノ

 

3.スナック菓子

スナック菓子はイモ類や米が原料となっているため

血糖値を上げる原因です!

 

 

 

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2つの線は共に血糖値の変化を表しています!

赤いラインは血糖値が急上昇し急降下する食べ物たち、

「ニセ空腹を作り出すフード」です(*^^*)

 

 

 

せっかくご飯を食べるなら

同じカロリーでも、

空腹感を感じないようなものが良くないですか?

 

 

☆空腹を感じないようにする工夫☆

 

☑食物繊維を摂る

食物繊維は血糖値の上昇を穏やかにします。

便秘にいいからダイエットにいいと言われていますが、

便通を良くするだけじゃないんです(*^^*)

食物繊維は水溶性と不溶性があり、

両方を取り入れる事がポイントです(・´з`・)

 

 

 

水溶性:水に溶けるタイプ

ヌルヌルとした粘性と、保水性が高いのが特徴です。

糖分の吸収速度をゆるやかにするので、

食後の血糖値の急激な上昇を抑えてくれます。

さらに、脂肪の吸収を抑えたり血中コレステロール値を減少させる働きもあります。

こんな成分がふくまれていますよ↓

■ペクチン
血糖値の急な上昇を防ぎ、コレステロールの上昇を抑制する作用があります。
<多く含まれる食材>熟した果物・かぼちゃ・キャベツ・大根

■グルコマンナン
食べたものを包み込んで、消化・吸収させにくくする作用があります。

また、水を吸収する作用があり胃の中で膨らんで満腹感が得られます。
<多く含まれる食材>こんにゃく

■アルギン酸
海藻のぬめり成分で、コレステロールや血糖値の上昇抑制作用

便秘解消・動脈硬化の予防などの作用があります。
<多く含まれる食材>昆布・わかめ・もずく・めかぶなどの海藻類

■フコイダン
海藻のぬめり成分で、肝機能向上・抗アレルギー・血圧抑制などの効果があります。
<多く含まれる食材>昆布・わかめ・もずく・めかぶなどの海藻類

 

不溶性:水に溶けないタイプ

水に溶けにくい繊維質で、水分を保持し、

便のかさを増やして排便を促す作用があります。

こんな成分が含まれてます↓

■セルロース
穀類の外皮に多く含まれ、食事から摂取する食物繊維の大半を占めています。

腸内で有害物質を吸着して排出し、便の排泄を促します。
<多く含まれる食材>りんご・大豆(おからなど含む)・ごぼう・穀類

■ヘミセルロース
セルロースに準じた働きがあり、腸内の善玉菌を増殖させ、

便秘の予防や有害物質の排泄などに効果があります。
<多く含まれる食材>ごぼう・小麦ふすま・玄米・大豆

■ペクチン
不溶性と水溶性があります。熟成するにつれて、水溶性に変わります。

不溶性の効能としては、腸内の有害物質を吸着し排泄させる作用があり、

便秘や大腸がんの予防効果があると言われています。
<多く含まれる食材>未熟な果物・野菜

■リグニン
コレステロールの上昇を抑制する作用があり、腸内の善玉菌を増やしてくれます。
<多く含まれる食材>豆・いちご・なし

■キチン・キトサン
血圧やコレステロールの上昇を抑制する作用があります。

また、免疫力を向上させて自然治癒力を高める効果が期待できます。
<多く含まれる食材>エビ・カニの殻

 

 

食物繊維を上手くお食事に取り入れて

ニセ空腹を撃退しちゃいましょう!

応援してます♥

 

 

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