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ブログ「大慶堂通信」

糖尿病ってどんな病気?(②インスリン抵抗性について)

こんにちは。漢方薬局の後藤です。

前回は血糖値をコントロールするために

肝臓がとても大切な働きをしているということを

お話しました。

肝臓が糖を溜めることができなくなると

もう一つの糖の受け入れ先である筋肉に

糖が溜まっていきます。

筋肉の中で代謝されない糖は脂肪に変わります。

過食が続くと筋肉が脂肪だらけになってしまいます。

筋肉の細胞が脂肪でいっぱいになると

インスリンが分泌されても糖を受け入れない状態

になります。

この状態をインスリン抵抗性と言います。

インスリン抵抗性は細胞にこれ以上糖が入ると壊れてしまうから

細胞自体が自分を守るための自己防衛反応です。

インスリンが分泌されても血液中の糖が

細胞に取り込まれずどんどん血糖値が上がってくる段階

が糖尿病の第一段階です。

この段階ではまだインスリン分泌は正常なので

食生活や生活習慣を改善できれば

血糖値は自力で正常に戻っていきます。

この段階で糖尿病を改善するのが理想ですね。

次回はインスリン分泌ができなくなっていく

糖尿病の次の段階についてお話します。

 

 

後藤

漢方薬局

048-574-9331

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