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ブログ「大慶堂通信」

掌蹠膿疱症ってなんでなるの?漢方薬で治るの?

掌蹠膿疱症の原因は感染症説、アレルギー説、乾癬説
内分泌説、腸内環境異常説など様々ですが
はっきりしたことは分かっていません。
治療には
⓵漢方薬の内服
⓶保湿剤の外用
⓷食事・生活養生
の3つが必ず必要です。

 

こんにちは、漢方薬局の後藤です。
今回は掌蹠膿疱症についてお話します。

 

掌蹠膿疱症は掌や足の裏に対称性に生じる
無菌性膿疱性の皮膚病です。
寛解と憎悪を繰り返して慢性的に経過する
難治性疾患です。
季節に関係なく一年中膿疱が生じます。
症状の悪化要因としては生理不順、発汗、ストレス
などがあります。
病院ではステロイド外用薬、ビタミンD3軟膏の外用
消炎剤、抗ヒスタミン剤、ビオチンの内服などで治療をします。

 

中医学では掌蹠膿疱症を
湿熱、熱毒といって体の中に溜まっている悪い湿気や熱が
皮膚を化膿させてしまう毒になっている状態と
考えます。
このような状態に対して3つの方法で治療をします。
⓵漢方薬の内服
掌蹠膿疱症の原因となる湿熱・熱毒の状態に対して
体の悪い湿気や熱をお通じやおしっこから出す漢方薬を使います。
また体質によって
胃腸の働きが悪い場合は胃腸機能を改善する漢方薬
ストレスが強い場合はストレスによる体の影響を緩和する漢方薬
口や喉や皮膚の乾燥がひどい場合は体の潤いを改善する漢方薬
睡眠の質が悪い場合は睡眠を改善する漢方薬
を使います。

 

⓶保湿剤の外用
殺菌をしたり、炎症を抑えたり、保湿をして乾燥を改善する
油やローションやクリームを使います。
直接皮膚に塗るので、漢方薬を飲むだけより早く症状が改善します。

 

⓷食事・生活養生
・しっかり睡眠を摂る(就寝は10時前が理想、遅くても12時前可能なら11時前)
→皮膚の修復は睡眠中に行われます。
睡眠が足りないと漢方薬を飲んでもなかなか症状は改善しません!
・腸内環境を悪くする食べ物を控える
(揚げ物、牛乳および乳製品、アルコール、砂糖、たばこ、食品添加物など)
・腸内環境を良くする食べ物を摂る
(穀類、旬の野菜(特にキャベツ、白菜、チンゲン菜、小松菜など))
*腸内環境を良くすることは皮膚の炎症を防止するビタミンであるビオチンを

体の中で作るためにとても大切です。

 

掌蹠膿疱症に限らず皮膚病は漢方薬と外用と食事・生活養生の3つが必ず必要です。
漢方薬だけだったり、どれかが足りないと改善は難しいですが、
この3つのことをしっかり取り組むと
皮膚の状態は着実に良くなります。

 

後藤

漢方薬局 048-574-9331

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