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ブログ「大慶堂通信」

がんはあなたを守るために生まれた修復細胞?

こんにちは。漢方薬局の後藤です。

 

先日、バイオリンクというクロレラの健康食品の

 

勉強会に参加しました。

 

今回の講師はなんと!

 

ごぼう茶で有名な南雲先生でした!!

 

 

南雲先生の「いのちの食事」という

 

本を買って写真を一緒に撮って

 

いただきました。

 

この本の中に興味深い事が書いてあったので

 

今回ご紹介したいと思います。

 

 

 

 

それは

 

「がんは、あなたを守るために生まれた修復細胞」

 

と題して書かれた文章です。

 

この様な考え方は私は初めてでした!!

 

がんという病気を理解するのにとても

 

わかりやすいと思いました。

 

 

 

私たちの体は管でできています。

 

口から肛門までが消化管

 

鼻から肺までが気管です。

 

この管は栄養や酸素を取り込む入り口であると同時に

 

外的や毒素の侵入を防ぐバリアでもあります。

 

タバコや暴飲暴食をすると粘膜が傷つき

 

そこに炎症が起こります。

 

通常は4~5日不摂生をやめれば回復しますが

 

不摂生を続けると粘膜に穴が開きます。

 

これが潰瘍です。

 

この時点で不摂生をやめれば自然治癒力が働き

 

潰瘍の周りの正常細胞が細胞分裂を繰り返して

 

傷口をふさいでくれます。

 

潰瘍が治った後、また不摂生を繰り返して

 

粘膜が傷つくと

 

また周りの細胞が細胞分裂して

 

傷をふさぐことを繰り返します。

 

しかし、この細胞分裂には限界があります。

 

この限界を作っているのがテロメアです。

 

細胞分裂を繰り返すたびにテロメアが

 

短くなり限界に達すると

 

それ以上分裂できなくなり

 

細胞は死んでしまいます。

 

それでも私たちの体はけなげです。

 

出生と同時に働かなくなったはずの

 

テロメアの複製酵素をもった修復細胞が

 

出現して、永遠に細胞分裂を始めます。

 

この修復細胞の名を「がん」と言います。

 

では私たちの体を救うために生まれてきた

 

はずのがん細胞がなぜ私たちの命を

 

奪うのでしょうか?

 

それは私たちが不摂生を止めないからです!

 

喫煙、暴飲暴食、夜更かしを続け

 

粘膜が傷つけば

 

それを修復するために

 

がん細胞は増殖し続けなければ

 

なりません。

 

これががん発症のメカニズムです。

 

食事やタバコや感染によって

 

傷ついた粘膜を修復するために現れたのが

 

がん細胞です。

 

私たちが不摂生を続ければ

 

どんな最新治療をしても命は助かりません。

 

がんは私たちの体を守るシステムだからです!

 

現在がんの発病数は

 

感染症が原因となる

 

胃がん、肝臓がん、子宮頸がんは

 

衛生環境や治療技術の向上で

 

順調に減ってきていますが

 

生活習慣や喫煙、ホルモンが原因となる

 

肺がん、大腸がん、乳がん、卵巣がん、前立腺がん

 

が増加し続けています。

 

私たちが普段から体の粘膜が傷つかないように

 

命を守る食事や生活をすれば

 

がんの増殖を止めることが出来るのです。

 

後藤

漢方薬局 048-574-9331

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