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卵管閉塞には繊毛細胞癒着、粘液栓、線維性閉塞など
いくつかのタイプがあります。
線維性閉塞の場合、漢方で改善は難しいですが
繊毛細胞の癒着や粘液栓の場合は
漢方で改善が期待できます。
こんにちは。漢方薬局の後藤です。
今回は不妊症の原因の一つである卵管閉塞について
お話したいと思います。
まず卵管が閉塞する主な原因は
➀ホルモンバランス乱れ
→ 卵管の運動は女性ホルモンが関係しています。
卵管の収縮にはエストロゲン(卵胞ホルモン)
卵管の拡張にはプロゲステロン(黄体ホルモン)
が関係しています。
この二つのホルモンがバランスよく分泌されることで
卵管は正常に動きます。
またこの女性ホルモンの働きを抑えてしまうのが
プロラクチンというホルモンです。
プロラクチン値が高ければそれを改善する必要があります。
➁細菌やウイルス感染による炎症
→ 性行為、流産、人工流産、産後感染などで
細菌やウイルスが卵管に行ってしまい
そこで炎症が起きると卵管閉塞の原因になります。
➂子宮内膜症
→ 子宮内膜症は子宮内膜が子宮以外で増殖する疾患です
卵管で増殖してしまうと卵管閉塞の原因になります。
中医学では生理痛の状態、おりものの状態、生理不順の有無
基礎体温、全身の自覚症状、感染症の可能性などを確認し
漢方薬を選びます。
相談の症例では、両側卵管閉塞と診断された方が
漢方を飲んで自然妊娠した例がございます。
漢方の治療にご興味のある方は
是非一度いらしてください。
漢方薬局 048-574-9331