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ブログ「大慶堂通信」

後藤良次の季節の養生

こんにちは、漢方薬局の後藤です。

 

少しずつ暖かくなってきましたが朝晩寒く

 

1日の寒暖の差がとても大きい時期になりました。

 

風邪を引かないように気を付けないとですね!

 

 

今回は「熱」についてお話したいと思います。

 

熱と言えば皆さん体温計で測って37℃とか38℃になっている状態

 

を想像されると思います。

 

東洋医学は2000年前、体温計などなかった時代にできた医学なので

 

熱の考え方が少し違います!

 

たとえ体温が平熱でも、皮膚が赤くなったり、のぼせたり

 

顔が赤くなったり、手足が火照ったりする状態を「熱」

 

考えます。

 

このような状態に対して体の余分な熱をとる漢方薬を飲むと

 

改善するというのが漢方の治療の仕方になります。

 

 

この熱ですが東洋医学では2種類に分類されます

 

実熱虚熱です。

 

ガスコンロでお湯を沸かしてゆだっている状態に例えると

 

ガスコンロの火力が強すぎる状態が実熱

 

さし水でお湯を調節するところが

 

さし水が無くてお湯を冷ますことが出来ない状態が虚熱です。

 

この実熱と虚熱は同じ熱なので症状がとても似ていますが

 

使う漢方が全然違います。

 

間違って使うとかえって調子が悪くなってしまう事もあります。

 

漢方相談ではお客様に今までの症状の経過や

 

日常生活の様子、食事、睡眠、排泄の状況、舌の状態、顔色

 

等を確認し実熱か虚熱かを判断して漢方薬をご提案しております。

 

お悩みの方はご相談くださいませ!

 

 

 

 

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