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ブログ「大慶堂通信」

後藤良次の季節の養生

こんにちわ、漢方薬局の後藤です。

まだまだ暑い日が続いておりますが少しづつ秋が近づいてきているようですね。

皆さんいかがお過ごしでしょうか。

今回は今の時期の「むくみ」「冷え」についてお話します。

夏は冷たいビール、アイスクリーム、かき氷、冷たい麦茶、お刺身などの冷たい生もの、冷や麦

などが欲しくなってしまう季節ですね。

しかし、これらの摂りすぎには注意が必要です。

なぜなら、「むくみ」「冷え」の原因になるからです。

今回のキーポイントとなるのが「脾」です。

「脾」は東洋医学の五臓六腑の一つです

その働きは

1)食べたものの消化吸収

2)体に湿気が溜まらないようにす

3)体を温める源である気と血をつくる

などです。

では、この「脾」と①「むくみ」②「冷え」の関係ですが

①「脾」の働きが悪くなると「脾」の「湿気が体に溜まらないようにする」働きが十分でなくなり、体に湿気が溜まって手足がむくみます。

②「脾」の働きが悪くなると全身に巡って体を温める気と血が十分作れなくなり手足が冷えてしまいます。

この「脾」働きを悪くする原因が冷たい食べ物と飲み物の摂りすぎです。

また、「脾」は湿気を体に溜めない働きをしますが、外から入ってくる湿気に弱いという特徴があります。

湿度の高い所で過ごしたり、冷たい飲み物を飲み過ぎた時、

食欲がなくなったり、胃腸の調子を壊すのは「脾」の働きが悪くなっているからです。

最近食欲がなくて手足が冷えてむくんでいる人には、

「脾」の働きを良くし、体の水はけを良くする漢方薬がオススメです!

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