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こんにちは。漢方薬局の後藤です。
今回は骨折をした時
中医学ではどのように対応をするのか
についてお話したいと思います。
中医学の骨折治療は
3つに段階に分けて考えます。
第一段階は血液が停滞しているところを無くす
第二段階は新しい血液を作る
第三段階は骨を接続する
です。
第一段階の治療は骨折して1~2週間の時期に
行います。
この時期は血液の停滞だけではなく気の停滞も起こります。
血液の停滞は痛み、気の停滞は腫れの原因になります。
血流を良くする漢方薬と気の流れを良くする漢方薬を使い
痛みと腫れを改善します。
第二段階の治療は骨折して3~6週間の時期に行います。
この時期は症状が少しずつ軽くなる時期です。
血液や気の停滞も軽くなっています。
同時に骨の接続がはじまります。
薬は第一段階で使う様な強く血流を改善するものではなく
新しい血液を作るものと緩やかに血流を良くするものに
変えていきます。
第三段階の治療は骨折して2ヵ月後に行います。
この時期になると骨はほとんどつながっているので
更に骨と筋を強める漢方薬を使います。
骨折治療は三段階に分けて行うと必ず効果が出てきます。
漢方薬局 048-574-9331