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適切な距離を保ちつつ温かく見守りながら
過干渉にならないように接しましょう!
こんにちは、漢方薬局の後藤です。
今回はうつ病患者の家族の接し方について
お話したいと思います。
うつ病患者の家族は
「どうしよう」
「なにしていいかわからない」
「心配だしとにかくあせ!」
と患者のことを無理にわかろうとして
患者に振り回されると
自分も同じ病気になってしまいます。
ポイントは
客観的に人を見られるかどうかです!
そのためのコツとして
①家族は時々患者から離れて自分だけの世界をつくる
②「どうして?なんで?」
ということに無駄なエネルギーを使わず
「今どうするか」を考える
です。
客観的になる事が一番難しいのが
親子という関係です。
親は子供に対していくつになっても
子供として見てしまう。
精神的に一体化している親子関係もあります。
客観的に相手を見られる大人になる!
がとても大事です。
私がうつ病になって会社を休職し
長崎の職場から実家の埼玉に戻った時は
最初はなにもせずぼーっとしていました。
いとこにガラケーからスマートフォンに
機種変更するのを付き添ってもらい
スマートフォンを手にしてからは
夢中になれるゲームのアプリがみつかり
それをやっていると少し気持ちが
楽になりました。
そのあと午後3時ごろに1時間ほど
母親と散歩をする習慣を始めました。
両親は私が少しずつ回復するのを
温かく見守ってくれました。
回復には本当に時間がかかります。
本人も家族もあせらないのが
大切だと思います。
次回は「うつ病の人に周囲はどう接すればいいか」
についてお話します。
漢方薬局 048-574-9331