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こんにちは、漢方薬局の後藤です。
先日イスクラの勉強会に行ってきました。
今回のテーマは「亀鹿仙」という健康食品についてでした
亀鹿仙の特徴は膠(にかわ)です。
膠(にかわ)とは動物の皮や骨、角などを煮だして、煎じて作られる
中国に古代から伝わる貴重な動物生薬です。
亀鹿仙には3種類の膠が入っています。
①クサ亀の甲羅の膠(亀板膠)
②スッポンの甲羅の膠(鼈甲膠)
③鹿の角の膠(鹿角膠)
この膠(にかわ)という生薬は72時間の時間をかけてじっくり煎じることで
有効成分が十分にでてくるので生薬として貴重なものになるそうです。
亀板膠、鼈甲膠は東洋医学で陰を補う生薬に分類されます。
陰とは体の中の液体成分で血液やリンパ液のようなものです。
体の組織を潤したり体の神経や熱をクールダウンさせる働きに必要なものです。
鹿角膠は、東洋医学で陽を補う生薬に分類されます。
陽は体の中で熱やエネルギーになるものです。
体が元気で健康な状態を維持するには
陰と陽がバランスよく
備わっていることが大切です
亀鹿仙はこの陰と陽をバランスよく速やかに補える健康食品です。
では陰と陽、それぞれが足りなくなってしまった時
私たちの身体はどうなってしまうのでしょうか?
次回はそんなテーマでブログを書きたいと思います