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目がかすむ、ピントが合わない、ショボショボする、重い・・・といった目の疲労感。
年齢を重ねた方だけではなく、最近は若い人に多く、いわゆる「疲れ目」が増えています!
また、目だけではなくて、肩もこるという方が多いのではないでしょうか?今回はその原因と対策についてです。
疲れ目の原因
現代人の目は、かなり疲れています!はっきりとそう言えます!
疲れ目とは、まさに目が疲れている状態です。もう少し詳しく話すと目のまわりの筋肉が疲労状態になっている事です。
ただの疲れ目なら一晩しっかり寝れば、翌朝にはスッキリとなりますが、目の奥が痛い、肩がこる、かすむ、違和感、吐き気などがある場合は眼精疲労の疑いもあります。
“パソコンやスマートフォンを仕事やプライベートでよく使い、家に帰ってからは液晶テレビを見るといった生活になっていませんか?”
これらの行動は長い時間おなじ姿勢で、近い距離の画面を見続ける事が多い為に、焦点の調節をする筋肉も固定状態が続きます。
そうすると目がフリーズ状態(固まる)になり、ピントが合わせにくく、ぼやけて見えたりします。また、まばたきの回数が減りやすいので、乾燥してドライアイの原因にもなります。
通勤、通学の時間に長時間こういった行動をしていると、疲れ目の状態が蓄積され眼精疲労になってしまいます。
・日常生活での原因
1.パソコン、スマホ、テレビ(目の使いすぎ) 2.眼鏡やコンタクトレンズ(度があっていない) 3.睡眠不足 4.精神的ストレス
・疾患性の原因
1.ドライアイ 2.白内障 3.緑内障 4.身体の病気(虫歯、歯周病、耳鼻、インフルエンザ、自律神経失調症、更年期障害など)
・目と肝臓
実は目と肝臓は深い関係にあります。
例えば、肝臓が悪く、黄疸がでている方の白目部分は黄色くなります。
肝臓は弱っていると疲れ目やドライアイといった症状がでてきます。
また、肝臓に蓄えられている血が不足していたり、栄養が足りていなかったりすると目の調子も上がりません。
疲れ目の対策
「眠ればとれる」というくらいの疲れ目なら、以下ような解消方法で目を癒してみましょう!
○蒸しタオルで血行促進
蒸しタオルで目を温めると、目の酷使が原因で悪くなった血流を促進して筋肉を緩められ ます。
1.フェースタオルをおしぼりのようにクルクル丸めます。(半分に折ると丸めやすいです)
2.丸めたタオルを水でしっかりと濡らし、しっかりとしぼります。(ぎゅーー!と絞る必要はないです)
3.電子レンジ500Wで1分弱ほど温めます(600wでは40秒くらい)
4.蒸したタオルで3~5分間くらい目を温めます。
5.タオルが冷めてしまったら、温め直しましょう。(できれば1本くらい予備があれば便利です)
目の疲れがスーッと取れるのが実感できて、かなりリラックスできます。
○眼球体操で緊張をほぐす
目の疲れを取るには、目の周りや目を使うときに必要な筋肉をほぐしてあげることです。
パソコンやスマートフォンをじっと見ていると、眼球はあまり動いてませんね?つまり、それが疲れを加速させる原因でもあります。
目をギュッと閉じ、パッと開く、上下左右に眼球を動かすという体操を 1 日に 10 セットほ ど行なってみましょう。
○遠くを見て休憩する
パソコンなどの作業の合間には、必ず休憩をとりましょう。
休憩は 1 時間ごとに 1 回で 5 分から 10 分程度が目安です。
ずっと作業を続けるのは禁物です。
○足のツボ
足裏にはたくさんのツボがあります。足つぼマッサージに行かれたことがある方もいらっしゃると思います。
詳しくはまたどこかで書ければと思いますが、目のツボは足の第2指と第3指の付け根です。手でいう人差し指と中指です。
ご自身でやる場合は
1.イスに座り足を組みます。(安定の良いイスで行ってください)
2.例えば右足を組んだ時は、足の甲を軽く右手でつかみ、左手の親指で足の第2指の付け根(表側)を軽く押しながら、人差し指で第2指の付け根(裏側)をつまむように押します。
→少し移動しながら、痛い所を探ってください。痛いほど疲れている証です。
3.片足20~30秒くらいずつやるだけで、目が楽になります。
※ちなみに、足の第1指(親指)の付け根は首のツボになりますので、首がこる人は手の人差し指と中指で足の親指付け根を挟んで、グリグリすると首のこりも楽になります。
最後に休憩のときには、ボーッとしながら遠くに視線をやるようにしましょう。
それだけでもかなり目を休められます。窓の外の景色を見るのもオススメです!