Blog

ブログ

糖尿病ってどんな病気?(④糖尿病で起こる体のトラブル)

こんにちは。漢方薬局の後藤です。

今回は糖尿病ブログ最終回になります。

糖尿病で起こる体のトラブルについて

お話します。

 

糖尿病は

①過食によるインスリン抵抗性

②胃腸機能低下やミネラル不足

によって血糖値が上がってしまう病気でした。

では、血糖値が上がると

体にどんな影響があるのでしょう?

①血糖値が上がって血液がドロドロになる

→血管力が破綻する

②体に余った糖が脂肪になる

→脂肪が肥大化する

→中にいるマクロファージに異変が起こる

→免疫力が破綻する

近年メタボリックシンドロームが健康寿命

を縮めると問題になっていますが

ただの肥満と内臓障害が起こる肥満の違いは

免疫異常の発生を伴うかどうかに関わります。

免疫異常が体の中に慢性炎症を起こし

動脈硬化や内臓障害に至ります。

 

糖尿病になり血糖値が高い状態が慢性化すると

血管力の破綻と免疫力の破綻を起こし

動脈硬化が起こると体に様々なトラブルにつながります。

小さい血管に動脈硬化が起こってトラブルになるのが

糖尿病の三大合併症である

①神経障害

②腎障害

③網膜症

です。

大きい血管に動脈硬化が起こってトラブルになるのが

①脳梗塞

②心筋梗塞

です。

糖尿病の人の平均寿命は

10年~15年短くなってしまうと言われています。

 

糖尿病で問題となる

血管力の破綻と免疫力の破綻を

中医学で考えると

血管力の破綻=瘀血

免疫力の破綻=痰湿

と考えます。

免疫力の破綻は白い脂肪が増えすぎて

脂肪の中にいるマクロファージが

異常化するのが原因です。

正常な脂肪はエネルギーとなりますが

異常な脂肪は毒となる理由です。

 

(糖尿病の養生:3つの原因にアプローチする)

①脂肪肝→食事療法(和食中心が望ましい、腹八分目にする)

お酒、薬、タバコ、ストレスの対策

②脂肪筋→運動療法(1日トータルで8000~1万歩)

③ミネラル不足→貝類、海藻類、サプリメント(オイスター)

 

(糖尿病におすすめの漢方薬)

免疫力の破綻(痰湿)=脂肪肝

→温胆湯、勝湿顆粒、晶三仙、三爽茶など

血管力の破綻(瘀血)

→冠元顆粒、水快宝、紅沙棘

などがおすすめになります。

更に体質を分析して漢方薬を選びます。

 

糖尿病には段階があり、糖尿病になる原因も

人によって異なります。

 

漢方相談ではお客様の病歴、体質、生活習慣

食生活、仕事、ストレス状況、運動状況

睡眠、排泄状況など一つ一つ確認して

糖尿病の原因と状態を分析します。

漢方薬と健康食品で改善する方が

たくさんいらっしゃいますので

お悩みの方はご相談ください。

 

後藤

漢方薬局

048-574-9331

Googleマップで見る

ネット予約はこちらから

 

人気の記事

お問い合わせ
ライン相談
カウンセラー予約