奥多摩でリラックスしてきました。

こんにちは。漢方薬局の後藤です。

５月３日ゴールデンウィーク初日に奥多摩に行ってきました。

奥多摩に行った目的は

「７つの習慣」という本の中で紹介されていたワーク

をやることでした。

ワークの内容は

自分が子供の頃から好きだった場所に行き

まず３時間：周りの音に耳を澄ましてみる

そのあと３時間：自分の今までを振り返ってみる

そのあと３時間：自分の動機を見つめる

というものです。

合計９時間同じ場所にいてじっとしていることが

自分に出来るのかやる前は不安がありました。

でも、私にとって奥多摩の多摩川が見える場所は

考え事で精神的に疲れている時でも

無になれてリラックスできる場所だったので

ワークをやってみたいと思える場所でした。

 

朝６時３０分に家を出発して９時１０分に

青梅線軍畑駅に到着しました。

軍畑から御嶽駅まで4ｋｍの多摩川沿いの遊歩道があります。

多摩川を目の前にして座椅子みたいな寄りかかれるちょうどよい

岩があったので、そこに寄りかかりまず３時間音に耳を澄ませてみました。

川の音と鳥の声がとても心地よく感じられました。

最初は見えなかったんですが３０分くらい経った頃、カゲロウがたくさん

飛んでいるのが見えてきました。

私は虫が動いているのをじっと見ているのが子供のころから好きだったので

たくさんカゲロウが飛んでいるのを見ていると安心する気持ちになりました。

１２時になりお昼を食べてから今までの自分を振り返ってみました。

私の子供の頃好きだったのは川で魚を見つけて捕まえたり、

両親に鎌倉に連れて行ってもらって

山道を歩くのが楽しかったことを思い出しました。

私は子供のころから自然が好きだったことを思い出しました。

お昼なので何度もうたた寝したくなり首がこっくりこっくりしていました。

１４時３０分ごろ急に心が高鳴る感覚を感じました。

走っている時にランナーズハイになった時のような心地よい感じで

ただ岩に寄りかかって川の音や鳥の声を聴いているだけで

こんなに心が満たされるんだと感動しました。

孤独でも足が動かなくなっても私の体は心を満たす力があるんだと

少し自信を持つことができました。

最後の時間は自分の動機を見つめてみました。

私が調剤薬局から漢方相談薬局に転職したきっかけは

「大往生したければ医者にかかるな」という本を読んだのが

きっかけでした。

人が大往生するには３つの条件がある

①酸欠状態になること

②脱水状態になること

③飢餓状態になること

この3つの条件がそろうと体の中に脳内モルフィネが大量に分泌され

とても幸せな気持ちで眠るように死んでいくとのことでした。

でも、今の医療は

酸欠に対して人工呼吸器をつなぎ

脱水状態に対して点滴を行い

飢餓状態に対して胃瘻を行い

最後人は大変苦しい思いをして死んでいくと書かれていたのです。

冗談じゃないと思いました。

私は最後まで喜びを感じていたいし

最後まで心地よさを感じていたいし

最後まで感謝の気持ちを抱いていたい

と思いました。

私は体を動かすのが好きだし心地よいので

ずっとダッシュをしたりサイクリングをしていました。

胃が弱いこともあって長崎で調剤薬局に勤めていたころは

自炊をしていました。

でも、長崎にいた頃、

体のケアは続けていたのに鬱病になってしまいました。

私に足りなかったのは

心をケアしたり成長させたりすることだったと気づきました。

私にとって中医学は体や心をケアする手段の一つだったんだなと

気づきました。

これから自分にとっての本当の幸せとは何なのか

自分の心が求めていることは何か

しっかり向き合って見つけていきたいと思いました。

奥多摩の多摩川が見える景色は本当に心が満たされます。

澤乃井という日本酒の蔵元があり、喫茶店があり

山登りが好きな人は御嶽山があり、山登りが苦手な人は

多摩川の遊歩道を歩くことができます。

自然の中で何もない所ですが楽しめるところがいっぱいある

とても魅力的なところです。

後藤

漢方薬局

048-574-9331

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