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大慶堂漢方薬局の杉田です。
5月7日の続きです。
今、日常生活が出来ている人の体では、
がん細胞が全細胞の10%を占めること
なんてありません。1%でも相当多いです。
人体の60兆(37兆という説もあります)
の100億とか、1000億ががん細胞
だとしても、残りはまともな細胞です。
今日もちゃんと生きている。日常生活が
出来ている。
ということは、がん細胞以外の正常細胞が
それぞれの持ち場でしっかり働いて役目
を果たしてくれているからです。
がん患者さんは、たとえ入院していて
さほど動きまわらなくても体は大忙し
です。
がんになったからって体は手をこまねいて
傍観しているわけではない。免疫系はがん
を食い止めようとしている。
日常の生命活動も維持する。がん治療で
傷んだ体を手当てする。
手術したら傷を治す、抗がん剤が入れば
解毒する、放射線のやけただれ修復する
・・・・・・・・・・
それこそ仕事量はとても多いのです。