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大慶堂漢方薬局の杉田です。
いつもご覧いただきましてありがとうございます。
3月8日の続きです。
肝細胞と赤血球以外の正常細胞は、ケトン体をエネルギー源として
利用できます。
ガン細胞では細胞を増やすために脂肪酸を合成する酵素系の活性が
非常に高くなっていますが、逆に脂肪酸を分解してエネルギーを産生
する酵素の活性は低下しています。
体内のブドウ糖の量を減らし、脂肪酸の分解でATPを得ている状況
を作ることにより、ミトコンドリアの機能が正常な正常細胞は、脂
肪酸の代謝によってATPを効率的に産生できるので生存できるのに
対して、がん細胞は脂肪酸からATPを産生できないためエネルギー
が枯渇して生存できなくなります。
ひと言にまとめますと、「ケトン食にするとガン細胞はエネルギー
が得られなくなり死滅する」ということになります。
杉田
漢方薬局 048-574-9331