Blog
ブログ
先日あるお医者さんが書かれた本を買いました。この本に書いてある
内容がとても気に入ったので、ご紹介して行きたいと思います。
著者は船戸クリニックの船戸崇史先生です。医科大学卒業後外科医に
なり、いろいろな病院にて外科技術を習得されました。専門は消化器
腫瘍外科。
しかし,メスではガンに勝てないと悟り、せめて在宅で最後を看取る
お手伝いができたらとクリニックを開業。以来、西洋医学のみなら
ず、東洋医学、ホリスチック医学などを取り入れて診療されていま
す。
この本にはいろいろなことが書かれていますが、私がまず皆様にお伝
えしたいことはトマトの生命力のところです。
1985年、「科学万博つくば」の政府テーマ館に出店された「トマ
トの樹」のことです。
これを出展された野澤重雄さんは、一言「私は自然の力を信じていま
すから」と申されました。
さて皆さんはトマトを栽培されたことがありますか。ミニトマトでは
なく普通のトマトですが、一本の木に通常は40~60個ほどの実が
なるのだそうです。
野澤さんは、一切の化学肥料を使うことなく、遺伝子組み換えもせ
ず、普通の種に普通の肥料を使いました。ただし、根が自由に生え
るために水の中に根を生やし、根詰まりを避けるため空気を流しま
した。幹が倒れるのでネットで支え、温度を適温に保つため温室に
しました。
また脇芽は切らず、とにかく「トマトが良いようにする」と徹底的に
環境を整備しました。さて、何個のトマトがなったと思われますか。
答えはなんと13000個以上です。
通常の250倍以上もの力が、一粒のトマトの種に内蔵されていたこ
とになります。にわかには信じ難いでしょうが、事実です。
(次回 私、杉田がお伝えしたいことをお話します)