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“近年、改めて見直されている牡蠣肉エキスについて、その秘密に迫ります”
「体がだるい?」「重い?」「目覚めが悪い?」「気分が乗らない?」 それらはすべて、年のせいだけではありません。ただ、必要な栄養素が足りないだけなのです。だから、いろいろなものをバランスよく食べ、早寝早起き、適度な運動をこころがける。
でもそれは、なかなか続きません。では、おいしい牡蠣を食べるだけで良いなら、どうでしょう?
大昔から健康によいと珍重されている牡蠣は、「海のミルク」や「海の玄米」などと呼ばれている通り、実に多くの栄養成分を含んでいることが分かっています。また、その含有量もさることながら、多種多様なそれらの成分の配合バランスは、まるで人の健康を保つために作られたような、理想的なバランスになっているのです。
牡蠣には栄養がたっぷり 配合成分
具体的に牡蠣に含まれている栄養素はどのようなものがあるのでしょうか?
代表的なものだけでも
・良質な糖質であるグリコーゲン
・必須アミノ酸を含んだ蛋白質
・悪玉コレステロールを低減させる脂質
・ビタミンAやB群、Cなど多様なビタミン類
・豊富なミネラル成分 多くの食品に含まれている栄養素がぎっしり詰まっているのです。
牡蠣の特徴
多くの食品に含まれている栄養素が詰まっているだけでは、それほど効果は期待できないかもしれません。
しかし、牡蠣の魅力はそれだけではありません。先に紹介したビタミン類だけではなく、それ以上に非常に重要な成分が幾つも含まれているのです。その代表的なものが、必須アミノ酸とタウリン、それに亜鉛です。
必須アミノ酸
人間が体内で作り出すことのできない重要な成分で、下記の8種類あります。それぞれを紹介すると、以下のような効果がある物質です。
・トリプトファン……鎮静や精神的な安定に作用する
・イソロイシン………成長促進や肝機能亢進に効果がある
・ロイシン……………肝機能と筋肉の強化に有用
・リジン………………代謝亢進やカルシウムの吸収を助ける
・フェニルアラニン…抗うつ作用
・メチオニン…………抗うつ作用、抜け毛予防の効果も期待できる。
・スレオニン…………成長促進の働きをする
・バリン………………成長促進や筋肉強化に関与
タウリン
コレステロールの上昇を抑え、肝臓や心機能を活性化させるといわれています。近年、栄養剤にも配合されているほど、期待が高まっている成分です。
亜鉛
昨今の現代人が恒常的に不足していると言われる微量栄養素ミネラルの1つで、粘膜の強化や生成、補修を促し、女性であれば肌や髪を美しくしてくれ、男性であれば精力増強が期待できるものです。
今回は、牡蠣に含まれている有効成分のうち、特徴的なものを紹介しました。
しかし、もちろん亜鉛や必須アミノ酸以外にも、多数の栄養素がぎっしり詰まっているのは先に書いた通りです。各種ビタミンやスタミナの元であるグリコーゲン、精力増強や成長促進に効果が期待できるアルギニンなど、私達が必要とする栄養の多くが詰まっているのです。ゆえに牡蠣は体に良い完璧な食品と言えるでしょう。
また、それぞれの含有量が非常に多く、その成分同士が相手の効果を促進するような配分で含まれている牡蠣は、スパーフードと呼ぶにふさわしい食品なのです。 「年のせい?」と感じる体験をしたなら、ぜひ一度、牡蠣の実力をお試しください。