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東洋医学では「目に見えない力」を「気」
という言葉で表現しています。
「気」は熱エネルギーを生み出したり
運動エネルギ=動かす力を生み出します。
私たちの体にとって「気」は
体温を作る力だったり
心臓や胃腸、筋肉などを動かす力になります。
こんにちは。漢方薬局の後藤です。
今回は「見えない力」=「気」について
お話をしたいと思います。
東洋医学ではとっても大切な考え方になります。
この「気」がないと生命は動くことも生きることも
できないからです。
では「気」が十分あるかどうかをどのように
判断すればよいのでしょうか?
私たちは日々の相談でお客様に「気」が
足りているかどうかを
・元気があるか
・食欲があるか
・体が温かいか
・筋肉に力があるか
・舌に張りがあるか
・体温が36℃以上あるか
・体にだるさがないか
・やる気があるか
等を問診や舌を見て判断をしています。
漢方薬には朝鮮人参をはじめとする
「気」を補うことができる生薬があります。
「気」を補う漢方薬を飲むと
細胞の新陳代謝が良くなり
・体温が上がる
・筋肉に力が入るようになる
・元気が出る
・気力が出る
・食欲が出る
・体が温まる
等の変化を感じることができます。
「目に見えない力」は他にもあります。
「性」=サガ→ついやってしまう
「情」=心が動いて行動につながる
「命」=使命や天命などを強く感じて行動する原動力となる
などですね。
心や体から発せられる見えない力を人生に活かせると
良い結果につながることがあります。
「見えない力」を発揮するには
毎日の休息(睡眠)がとても大切になります。
最近やる気が出ない、元気が出ない、気力がわかない
などでお悩みの方は
睡眠が十分とれていますでしょうか?
まずは1日7時間の睡眠を確保してみてください
後藤