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湿度が高くなると体の水分代謝に負担がかかるので
体に余分な水が滞ってしまいます。
その結果体の調子が悪くなります。
こんにちは、漢方薬局の後藤です。
今回はこれから梅雨に入って湿度が高くなった時
に起こる体のトラブルと
それを予防するための養生方法についてお話します。
だんだん気温が上がるとともに蒸し暑いと感じる日はが
増えてきましたね。
湿度が高い梅雨時期や夏は熱中症を代表する
体のトラブルが起こりやすくなります。
ではなぜ湿度が高くなると体のトラブルは
起こりやすくなるのでしょう?
体が発汗しずらくなるからです。
湿度が高いときは洗濯物も乾きにくいですよね。
同じように体の毛穴から出ていく汗や水蒸気の量が
減ってしまいます。
毛穴は私たちの体の水分代謝にとって
とても重要な働きをしています。
みなさん醤油さしを思い浮かべてください!
醤油さしには空気穴がありますよね。
この穴をふさいでしまい空気が入れなくなると
醤油がでてこなくなってしまいますよね。
これと同じように、人間の皮膚の毛穴から
水や空気の出入りができなくなると
おしっこが出にくくなってしまいます。
その結果、体の外に排出すべき水分が
どんどんたまってしまいます。
体に水分が溜まるのが原因で出てくる症状は
・体が重だるい
・頭重感を伴う頭痛
・気分がすっきりしない
・倦怠感
・舌の表面にべっとり厚い苔
・食欲が無い
・軟便、下痢
・ムカムカ、吐き気
・乗り物酔いをしてしまう
・皮膚の表面が汚れたような感じ
・不快な体臭がある
・尿が濁る
・便が粘る
などです。
当てはまる症状があれば、
それは湿気が原因かもしれません!
漢方には湿気によって起こる体のトラブルに
対して対応できるお薬があります。
代表が勝湿顆粒という漢方薬です
体の中に効く除湿剤、芳香剤みたいな漢方薬です。
湿度が高くなると体調を崩してしまう方は
ぜひ試してみてください♪
漢方薬局