Blog
ブログ
寝汗は東洋医学では『盗汗』(とうかん)といいます。
普通は健康な人でもコップ一杯程度の寝汗は
かきますが、体調が悪いと不快な汗をかきます。
虚弱体質のタイプの方や慢性病で
体が衰弱している人によくみられます。
食欲不振で疲れやすく気力・体力もなく
寝汗で夜に何回も起きるといった人がいます。
こんにちわ~大慶堂漢方薬局の藤村です
寝汗でよく見られるタイプは陰虚(いんきょ)タイプです
(体を潤して熱を冷ます陰(いん)が不足しているタイプ)
また痩せた方やお年寄りに多く見られます
このタイプは体の津液(水)が
不足している状態とイメージできます。
津液(陰)が不足すると体内に熱がこもりやすくなり、
体は体温を下げるために汗を出そうとします。それが寝汗です。
また汗を多く書くと益々津液(陰)が不足して悪循環となるので
早めのケアが大切です。
原因は?
虚弱体質・慢性病・病中病後・ストレス・下痢・
嘔吐などが考えられます
症状は?
のぼせやすい・夕方から熱っぽい・口が渇く・
肌が乾燥する・尿が黄色いなどが出てきます
改善ポイント?
睡眠をよくとる
ゆっくりリラックスする時間を作る
辛いものや刺激物は避ける
バランス良く食べる
寝汗をかくときは体が弱っている時なので
風邪をひかないように気を付ける
疲れをためないように気を付ける
寝汗で悩んでいられる方は是非ご相談ください
藤村
漢方薬局 048-574-9331