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胃腸に負担のかからない食事のポイントは
煮物、和食、腹八分目です!
こんにちは、漢方薬局の後藤です。
前回、病気にならない飲食の考え方として
中国では1700年前から認識されており
もっとも重視していたことは
「胃腸に負担の少ない物を摂る」ことだという
お話を致しました。
今回は、具体的に「胃腸に負担の少ない物を摂る」事について
お話したいと思います。
まず、胃腸に負担がかかる食べ物ですが
①甘い物、油ものや肉類、洋食、加工食品は消化吸収しにくい
ので消化不良の原因になります。
②生ものや冷たい物は胃腸を冷やして消化吸収障害を起こしやすい
ので消化不良の原因になります。
胃腸に負担のかかるものは、胃腸の調子が良くない時は避けたり、
続いていて胃腸が疲れているときは、控えて胃腸を休ませてあげること
が大切です。
では、胃腸が疲れてしまったとき、どうやって休ませてあげればいいのか?
食養生の先生が「食べる断食」をお勧めしていました!
「食べる断食」とは、季節の野菜や穀類、植物性の物を9割又は10割
にして、揚げ物や甘い物、動物性のものをしばらく0または1割に
減らす食事の事を言います。
植物性のもの、特に葉物野菜は消化不良の物を
お掃除する力があります。
そして、植物性の食品をより胃腸に優しいものにするのが
ダシを味付けの中心とする和食の煮物です。
胃腸の調子が良い時は旬の生野菜を食べても良いですが、
生野菜は胃腸を冷やしてしまいます。
スープや煮物で摂る事でお腹が温まり胃腸に優しいものになるのです!
最後に腹八分目ですが、具体的に腹八分目とは何でしょう?
3つのポイントを満たせれば腹八分目の状態と言えます。
①胃の膨満感がなく苦しくない事
➁体が重くならない事
➂食べた後眠くならない事
以上の3つになります。
胃腸の調子が悪いときは休ませてあげる為に
煮物、和食、腹八分目を思い出して下さい!
漢方薬局 048-574-9331