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夏の猛烈な暑さで体に熱がこもって
オーバーヒートしないように
心臓が一生懸命血液を巡らし
汗として熱を発散しようとする関係です。
こんにちは、漢方薬局の後藤です。
心臓と夏と汗は東洋の五行説の中で
密接に関係すると考えられています。
心筋梗塞などの心臓病は冬に多くなる
ことで知られる病気ですが、
実は夏にも多い疾患です。
サウナに入ったときにすぐ苦しくなったり
動悸がしたりする経験はないでしょうか。
人間の身体は猛烈に暑い環境に反応して
心臓が活発に動くからです。
これは、暑い環境によって内臓が
オーバーヒートしない様にするための
生理現象として起こる反応です。
心臓が活発に動くと全身の血流も
活発に動き体内の熱が皮膚表面に運ばれ
汗となって出ていく事でオーバーヒート
を防ぐことが出来るのです。
しかし汗をかくと血液の粘度や濃さが
増してしまいます。
心臓自体に栄養を送る冠動脈という血管に
動脈硬化が起こっていて詰まりやすくなっていると
心筋梗塞のリスクがとても大きくなります。
夏猛暑日が続くときはできれば外に出ることを
控え、部屋はエアコンなどで温度管理をし、
しっかり水分補給をして下さい。