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特に食べ過ぎているわけでもないのに、急に太り始めて悩んでいる中年の方が多いです 。
いわゆる中年太りは、基礎代謝量の低下が原因で起こる肥満なのです。
基礎代謝量とは、何もしなくても消費されるエネルギーのことです。
つまり呼吸をしたり、体温を保ったり、内臓を機能させたりと生きていく上で必要な エネルギーのことなのです。
呼吸も体温も内臓も24 時間稼働しているので、基礎代謝は休みなしで頑張っています。
中年太りになる理由 と健康に与える影響
40 代くらいから基礎代謝量は筋力の低下でダウンし、筋肉は 一気に減っていきます。
特に意識して運動していかないと筋肉が落ちるのが早いので、中年太りが始まるのはこの頃からなのです。
筋力低下と基礎代謝量がダウンするほど、太りやすくなります。
・健康に与える影響
内臓脂肪とは、その名の通り内臓につく脂肪のことです。
内臓脂肪太りは特に男性に多く、ひどくなると健康に与える影響が高くなります。
例えば、心筋梗塞や脳卒中、痛風やガンなどの病気です。
これは内臓脂肪から作られる物質のせいで脂質や血糖、血圧などが上がるからなのです。
最初のうちは、動脈硬化や高血圧といった症状で、そこから心筋梗塞などに発展する ことも多いのです。
中年太り解消法
中年太りの解消は、食事制限と運動がおすすめです。
食事制限や運動のハードルを低くして、目標もゆるめに立てる!これを長く続けていくとうまく解消できます。
目安としては、半年で-5%くらいの体脂肪、今の体重より半年で-5%くらい落とすくらい がベストです。
それ以上になると…辛くて続けられないか、筋肉まで落ちて基礎代謝がさらにダウンす るので逆効果です。
運動は、体に負担をかけずに筋肉をつけていけるメニューがおすすめ。
急にハードな運動をすると、体重で膝を痛めたり、下半身に負担がかかってしまいます。
そこでおすすめしたいのは、水泳や水中エアロビクス、ウォーキングなどです。
水泳や水中エアロビクスなどの水中運動は、水圧や水の抵抗があるのに浮力もあるので、 負担なく筋肉をつけられます。
ウォーキングも、膝や腰などに負担があまりないのでおすすめです。
目安ですが、いつもより 2000 歩多く歩くだけでも、だいたい 80kcal 消費できます。
食事は、ちょっとした工夫でカロリーを減らすのがポイントです。
できるだけ、ローカロリーな食品に変換することも大切です。
ドレッシングはノンオイルにするだけで、約 50kcal も減らせます。
コーヒーも砂糖やクリームを入れないだけで -30kcal です。
アイスではなくシャーベットやかき氷を食べたり、腹八分目の食事にしていくだけでも、 少しずつですが減量できます。
まとめ
中年太りって意識があまりない方が多いようです。
実は筆者も「中年太りってほどではないよ」と思っていました。
しかし、健康診断後に健保協会の指導員さんから、今は良いけど…このままでは大変なことになるかも!と説明を受けました。
「はい。しっかり中年太りでした」
それ以降はゆるい目標を立て少しずつ運動しています。食事も脂っこいものをなるべくさけたり、ラーメンやソバの汁を飲み干さないなど気をつけるようにしています。
これだけで、かなり違うそうです。
このように、プチダイエット的な方法で実践すれば、少しずつ中年太りは解消されるのです。