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大慶堂漢方薬局の勝俣です。「一緒に暮らしている家族でも花粉症になる人と、ならない人がいるのは何でなの?」と質問いただく事が、たまにあります。
皆様は花粉症に悩まれていますか?
花粉症はアレルギー反応の一つ
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花粉がアレルゲンとなって発症してしまいますが、花粉が多く飛散する地域の人には必ず起こるというわけではありません
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自身の身体が花粉をアレルゲンと認識してしまうのです。
その原因は中医学の観点から考えると下の図のようになります。
この3つの輪が重なる部分が生まれるとアレルギー反応が起きてしまいます。
<体質の弱り>鼻・喉・目などの粘膜、皮膚表面の潤い保持能力が弱ってしまいます。
<体力の低下> 免疫力を左右します。胃腸の機能低下によって身体内に余計な水がたまり熱によって湿熱に→咳・くしゃみ・鼻づまり・目の痒み・皮膚の炎症 などの原因にもつながります。
<アレルゲン> 花粉
花粉に反応しにくい体質になるには…
粘膜に適度な潤いがあり、胃腸が健康。それにより体内への侵入を防ぐ防衛が充実している事が大切です!
漢方で改善を考える時には…
☆粘膜等を強化する為に不足している部分があれば補い、過剰なものがあれば排出します。
☆体力の維持=免疫力を維持する→胃腸機能を高める事。その方に合う胃腸薬を考え整えます。
ご覧頂いた皆様がアレルゲンと“輪を繋がない”体質になります様に…(*^_^*)
勝俣
漢方薬局